入門上級編3 (オイリーな生活について)

オイリーな生活  

脂質のエネルギーを起動させてより健康に!

 

私はとてもオイリーな生活をしています。オイルは色々もっています。オリーブ油、ヒマワリオイル、ココナツオイル、ゴマ油、グラスフェットバターなどなど、料理にふんだんに使いますし、ここ7年ほど毎朝MCTオイルとバターをコーヒーに入れたバターコーヒーを飲んでいます。だし巻き玉子や茄子を調理する時は、きっと皆さんが驚くほどオイルを使います。お肉の脂も大好きで、豚の三枚肉は大好物です。

 

油は健康に良くない、太ると刷り込まれた方はとても多く、多くの方は油はできるだけ少なくという習慣になっています。

三大栄養素のなかで、必須なのはアミノ酸と脂肪酸で、たんぱく質と油です。糖は体内でも作れますから必須ではありません。必須脂肪酸、必須アミノ酸なのです。アミノ酸は屋台骨の身体を作り保つのに必用ですが、脂肪酸はエネルギーになります。

人間は、糖と油をエネルギー源とします。二つのエネルギー転換の回路を持っておりハイブリッドなのですが、片方を使うと片方は作動しません。

 

糖質(穀物や糖やデンプン)でエネルギー転換をしていると、糖質は燃費が悪く、直ぐ補給しなければなりません。要するにすぐにお腹が空くんです。

一方、油は非常に燃費がよく、しかも身体に沢山脂肪を蓄えていますから、足りなくなれば体脂肪を燃やします。お腹も空かないですから脂肪を燃やせる身体となります。

 

片方が作動しているともう一方は動かないので、糖質を主に多く取っていると常にエネルギーは燃費の悪い糖質で回っていきますから体脂肪が燃えることはありません。夜寝ている時は糖質を取らないので、身体は油を回すエネルギー転換を使っています。

 

朝最初に糖を取ると糖のエネルギー転換にスイッチがはいり、油を取ると脂肪を燃費する回路にスイッチが入るんですね。それをちゃんと理解する前から朝バターコーヒーを飲んでいましたが、後でなるほどな、と納得しました。

 

糖を控えてオイルをふんだんに取る事により、脂肪のエネルギー転換で身体のエネルギーを回して行けば、お腹も満足で脂肪もスムーズに燃え、かなりエネルギッシュに1日を過ごしていけます。何もバターコーヒーを飲みなさいと言ってる訳ではなく、例えばアボガドにオリーブ油を掛けて食べるとか、マリネをサラダ代わりにするとか、糖質を極力控えオイルをタップリ取れば、身体は自然に体脂肪を燃やしてくれます。

油を沢山取る方が痩せるし健康を保てるし、パフォーマンスもぐっとあがるんですね!

 

私のオイリーなお料理を皆さんよく、美味しいとおっしゃってくださいますが、多分皆さんオイル不足なんだと思います。身体が欲して美味しいと感じるのではないかなと思います。太らない様にと油を控えてかえって太る回路を作ってしまうのかもしれません。

ダイエットをしたい方、より健康に、より能力を発揮したい方は、少しずつ糖質を抑えオイリーなお料理に変えて見てください!