入門上級編2 (予防医学 栄養のこと1)

血糖値の上がり下がりの推移を目に見えるようにするリブレのお話をしましたが、健康を自分で管理する予防医学的な観点は、これから楽しく長生きをして行く為には必要不可欠です。

 

最近では、老いるとうことも病気のひとつと考えられていて、病気なのだから治療可能ということです。

時代は変わりました!

 

アメリカでは、予防医学は日本よりかなり進んでいます。そもそも保険制度が日本と違い、高額なので、病気にならないということが常に最重要なのです。日本は良い健康保険の制度があるため安価に医療を受けられますが、病気になれば医者に行けば良いと考えていますから、病気にならないという意識は育たない環境です。それも良し悪しですね。私も医療制度の恩恵は当然受けていますが、3週間糖尿病で入院した際に、医療の仕組みの中では、自力で働き、元気に生きて行く事はかなり難しいと経験し、身体と向き合い、様々な勉強をし、病気はありながら自分で考えて元気に生きていくという道を探究しました。

 

そのような日々の中で、同じ糖尿病であり、インスリン注射をしつつ、自らの身体をより良い状態にしていかれた、糖質制限の始祖バーンスタイン博士と日本の分子栄養学の大家である三石巌先生のお二人の著書に出会えた事は幸いでした。

三石先生の流れを汲んだ藤川先生の「全ての不調は自分で直せる」は、素晴らしいテキストで、私の教科書です。